私は16年前に脳梗塞になりその後遺症で左上下肢機能障害になりました。その間、様々なリハビリを受けてきました。そして感じた事はいかに自分に寄り添って下さる先生に出会えるかがとても大事ということを痛感しています。
私は座位の姿勢で 右手で何かにつかまっていないと倒れるので困っていました。何度もこの状態を訴えましたが理解されず半ば諦めかけている時に石橋先生に出会いました。すぐにこの状態を理解してもらえた事が嬉しかったことを覚えています。まさか治してもらえると思いませんでした。
石橋先生のリハビリを受けるたびに、私の弱点を指摘され細かいステップで安全確実にできる自主トレを紹介してくれました。「これは無理」ということがなく克服すことによって良くなる実感があるので自主トレに意欲がでて楽しくなりました。いつのまにか生活の質がアップしていました。
家での役割も洗濯、トイレ掃除、花の水やりとできる事が増えました。残った人生をつかみとった気持ちになり嬉しくなり、生きる喜びも感じるようになりました。
私のような患者さんはたくさんいると思います。少しでも良くなりたいと思っても我々にはその術はありません。寄り添って下さる先生に出会えるように願ってやみません。
91歳の母は、気力体力の衰えから徐々に食事の量も減り、診察した医師からはこのままでは衰弱死する懸念を伝えられました。医師からは老人病院に入院して経鼻胃管による栄養管理をするか、胃瘻を造設して栄養管理をするか、このまま御自身に残された生命力に期待するか選択するよう説明されました。
家族として経鼻胃管や胃瘻は本人の尊厳を配慮して選択せず残された生命力に期待する選択をしました。具体的には飲み込む力を付け、食事をしっかりと摂れることに尽きる訳でどんな手段が残されているのかインターネット上で様々な方法を検討した中、医師を介さない自費リハビリテーションがある事を知りました。
数あるリハビリテーションの中で嚥下機能の衰えを是正してくれる摂食機能訓練は母を危機的現状から救い出してくれる唯一の方法と確信して、訓練を依頼した先生が石橋先生でした。
週1回、先生も母も笑顔が絶えない1時間のリハビリテーションで水も飲むのが一苦労であった母が今や、刺身も鰻も大好物のみかんも自力で食べられるようになりました!これも全て石橋先生のおかげと確信しております。
また家族へのアドバイスも沢山いただき、食材の選別や購入法までご指導いただきました。本当に感謝しております。